印字検査装置
印字検査に関する技術情報をご案内いたします。
マルチパターン検査
マルチパターン検査は良品パターンから、パターンの欠け検出するための内側のパターンと、パターンの汚れを検出するための外側のパターンを作成し、
更に線の太さを段階的に変化させたパターンを複数作成します
。
それぞれの組み合わせでパターン検査を行い、1つでも良品判定するものがあればその文字を良品とします。
印字の押し圧によって文字の線の太さに変化があっても、NG判定することなく検査が可能です。
マルチパターン検査では以下の様な検査を行うことができます。
文字の線の太さの制限ができる
パターンの範囲を制限することにより、線の太さの許容範囲を指定することも出来ます。
インクのにじみの影響を抑えられる
にじみが発生する印字のときは、内側と外側のパターンの組み合わせを変え、パターン間のクリアランスを大きくすることにより、にじみの影響を抑えることができます。